セルフ・バースレビューって?②

産後すぐのあなたも、

産後数年のあなたも、

産後10年以上がたって、お子さんが反抗期まっさかりのあなたも、

さらには産後20年以上がたって「子育て卒業」なんて思っているあなたも。

お産、どんな思い出を持っていますか?

 

「この子を授かった、幸せな瞬間だった」。

そうでしょう。

 

ただ、ちょっとだけ胸に手を当ててみてください。

心残りに思っていることはありませんか?

お産の心残りって?

帝王切開がつらかった…

お産が長引いて本当につらかった…

お産の間、夫が全く役に立たなかった…

予定日よりもだいぶ早く早産になった…

陣痛が痛すぎてつらかった…

頑張ったけど妊娠高血圧症になって、つらかった…

お産の最中に夫や実母、姑たちがいらぬ口出しをしてきてつらかった…

「安産でよかったわね」と言われたけれど、自分では本当にしんどかった…

「母乳出るまで頑張りなさい」と助産師さんがスパルタで本当につらかった…

 しんどいお産の記憶はできれば思い出したくない

しんどいですよね。

できたら、思い出したくないですよね。

お産は十人十色。人によっては気にならないことが「心残り」になることもあれば

人によっては気になることが「心残り」にならないこともある。

そして、その心残りも、小さいものから大きいものまでさまざま。

しかし、この「心残り」。

周囲はもちろん、あなた本人の心の中でも、「なかったこと」にしがちです。

なぜでしょうか?

お産は、「『赤ちゃんを授かった』幸福な瞬間と思わなければならない」

そんな思いこみがあるからではないでしょうか。

かくいう私もその一人でした。

でも。

この「お産の心残り」、

解消すれば、もっとお子さんとの関係が良くなります。

バースレビューでの心残り解消の効果は、実証済み

「バースレビューでお産の心残りを癒せば、母子関係が好になる」。

これは助産師さんの間では常識で、

その効果は、すでにたくさんの研究で実証されています。

ちょっと試しに覗いてみてください➡CiNii論文検索「バースレビュー」

 

助産学の世界では、「お産の心残り」解消に最も効果が高いバースレビューは、

「産後48時間以内に、

出産を担当した助産師が、

褥婦と共にお産を振り返る」方法とされています。

でも、産後何年、何十年たっても、「お産の振り返り」がもたらす効果は

決して小さくありません。

「産後すぐにできなかったから、もうやらなくていいや」。

という方もいるかもしれません。

バースレビューは産後10年でも20年でも、遅くはない

「十分に子どもと仲が良いからもういいや」。

いいえ。

お子さんともっと仲良くなりたいと思いませんか?

お子さんに対して、いま、イライラしていることがあるなら。

お産を振り返ることで、親としてのより深みのある存在になれるかもしれません。

もうちょっと育児、楽になりたい、と思ったら。

やってみませんか?セルフ・バースレビュー。

今回はあなたの参加費が震災支援に結びつきます。

2016年6月1日(水)午前10~12時 【震災支援 セルフ・バースレビューの会@徳島】参加受付中 満員御礼!で好評終了!

 

科学ジャーナリストなかむらあけみのプロフィール

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