トイレトレーニングは、親の忍耐のしどころですね。
トイレトレーニング全盛期となるのは、第一次反抗期つまりイヤイヤ期の1歳半~2歳さん。「トイレに行こう」と誘っても、は「イヤ」となります。
親は精神力を試される時期。
イヤイヤ期に加えて、トイレトレーニングという難所を超えるんですから。これは、ひとりで「孤育て」していては、とても乗り切れません。
誰もが悩むトイレトレーニング もはや修行
あなたは、自分以外の人の排泄のお世話をした経験があなたはこれまでありましたか?
たとえそれが可愛い赤ちゃんでも、最初に、お世話するときは、おっかなびっくりですよね。すぐに見たくないものを流すことができる水洗トイレで過ごしてきた現代人。
ウンチが手につく、おしっこが床に、大事にしているお洋服の上に…嗚呼!
たとえかわいいわが子でも、トイレトレーニングは、ハードルが高いのです。
誰もが一度は、トイレトレーニングを悩みます。
布おむつ育児でも、おむつなし育児でも、
どんなにオーガニックな紙おむつを使っていても。
あなたが「トイトレ、うんざり…」と思っていても、自己嫌悪しても大丈夫。
だって、その感情は自然なことです。
ハードル高いんですから!
だから、ぜひ「親子でご機嫌」にできるトイトレについて考えてみましょう!
「親子で気持ちが楽になる」がトイレトレーニング必勝法!
- トイレを親自身が自分の好きな空間にアレンジしておく
- 子どもに「おまる」「補助便座」など複数の選択肢を与えてあげる
- 寝起きから始める。
1)トイトレ中こそ特に、トイレを親の好きなインテリアにアレンジしておく
イヤイヤ期の子どもを、トイレにいざなうのは一苦労。
あなたが一生懸命お子さんをいざなった先のトイレが、「あなた好みの空間」だったら、その時の気持ちも、ちょっとは楽になるかも!
だから、1枚の絵でも、1枚のポスターでも、
あなたの好きなものを張りませんか?
我が家はシンプルに、そして掃除しやすく、全部吊り下げ系。
お掃除をしやすくしています。
そして色味を抑えているので、家族みんなのくつろぎ空間でもあります。
2)子どもに「おまる」「補助便座」など複数の選択肢を与えてあげる
最近は、いろいろなおまるがありますよね。
古いタイプの「床に直置き式のおまる」。
新しい洋式便座に置くだけの「補助便座」は、後始末は親にとって、とっても楽ちんです。
「トイレに対する子どもの気持ち」を聞いてみる。
・補助便座が不安定で子どもは怖がる場合も。
・うまくいかない場合は、選択肢を増やす。
・「おまる」と「補助便座」の併用で子どもの心は楽になる。
3) 寝起きに必ずトイレにつれて行ってあげる
寝起きは最も、おしっこトイレが成功しやすいタイミングです。
朝の寝起き後、お昼寝の後も、
寝起きのよいこなら、ぜひニコニコ笑顔でそのままおまるに座らせてあげてくださいね。
寝起きの悪い子は、寝る前につれて行ってあげて、トイレに座りながら絵本を読んでみましょう。
毎日のスケジュールをおおまかに決めてそれに合わせて行動してあげるのが、子どもたちは一番落ち着きます。
トイレに行くのも、「食事前、食事後」や「お散歩前」など1~2時間間隔で決まったタイミングに「でなくっても、とりあえず、たのしく行くもの」と思いこませてあげましょう。
うんちが出やすいのは「食事後しばらくたってから」。
朝食後の1分でも2分でも座る習慣がつくと、朝は特にトイレで排便できやすくなりますよー。
トイレトレーニングで失敗したときは失敗ととらえない。「お着替えのタイミング」「床掃除のタイミング」ととらえるとラク。
トイレでできるようになるまでには、トレーニング開始から1年以上かかることも。
何回も何回も…失敗します。
床もおしっこされると泣きそうになっちゃうけれど、
クエン酸水でもシュッとやりながら「あら、これで、普段の汚れもおちたわ~」なんて風に思えると、ちょっとだけラクになります。
お着替えも増えちゃうけれど、ちょうどよい着替えのタイミングだと思えば…ちょっとは楽になるかな?
ほんとうに、トイレトレーニングは大変です。
イヤイヤ期、第一次反抗期ともがっつりかぶりますからね。
トイレトレーニングに逃げずに向き合う経験は、そのあとの子育てでとても大事になる「親」として子どもの成長を見極める力になる。
だけど、
このタイミングに逃げずにつきあうことは、絶対に無駄にはなりません。
子どもの成長を、じっくり向き合い、じっくり付き合う「修行」は、こののち、お子さんの心の成長に、あなた自身がじっくり向き合う力になるのです。
だから、「無駄な時間」「しなくてもいい努力」なんて考えなくてもいいんです。
大変な時期だからこそ、
あなた自身をとりもどす、あなただけの一人時間は確保してくださいね!
このページの情報が、あなたのお役に立てますように…!