今週はみなさまにお会いできる機会が重なっていて、
忙しいしドキドキはするけど、とても楽しいなかむらです。
9日（水）にはシビックセンターでのシンプル育児Café２回目「子煩悩パパの育て方」、
13日(日）には徳島県の夫婦のパートナーシップ事業の第１回目
「すべては産後次第⁉夫婦と育児の大事なヒミツ～最新科学で子育てもラクに～」。
9日は、満席・キャンセル待ちですが、
13日は、開催２週間前に応募開始という激烈スケジュールで、
まだ空きはありますのでぜひどうぞ！（ご夫婦でのご応募優先です）
1年かけてセルフ・バースレビューをしたAさん
さて。
先日の西宮で、嬉しい再会がいくつもありました！
そして、そのうちのおひとりは１年前のリピーターの方でした。
講座が終わった後、
晴れやかな笑顔でわたしのところに来てくださったAさんです。
Aさんは、ちょうど１年前の「なかむらCafé vol.2」で
セルフバースレビューを体験してくださった方なんです。
「もう１人、産みたいと思えるようになりました」
「わたしはお産の時に帝王切開になったことを
受け入れられなかったのもとてもしんどかったんですが、
もっと奥の方での後悔があり、苦しくて言葉に出来なかったんです」
それは、「陣痛が来てすごくうれしかったのに、
娘（＝赤ちゃん）の声を聞こうとしていなかった」ということ。
陣痛が来た時は「陣痛がきたときすごーくすごーく嬉しかった」そうです。
すてきな妊婦さん！（なかむらは、ただ緊張しただけでした…）
けれど、２日たっても分娩に至らず。
目指していた助産院での自然分娩ではなく、
助産院から病院へ搬送され、帝王切開となったそうです。
「その陣痛の間、わたしは自然分娩にこだわり、
赤ちゃんの声に耳を傾けていませんでした。
わたし一人のお産ではないのに会話をしていなかったのです」
この心残りが、ずっと心の奥にあったそうです。
けれど、昨年のなかむらCafé 2015 の後、
ご自身でも１年かけて何度も何度もお産をふり返られました。
そして、とうとう、こう思えるようになったそうです。
「もう１人、産みたい」
「次のお産のときは子どもと会話を出来るかもしれない」
「どんなお産になっても大丈夫かもしれない」
お１人目のご出産から３年がたっていました。
そして、Aさん。
ご多忙な身なのに、そのことを報告するために、
先日のなかむらCafé 2016も参加してくださいました。
そして、「なかむらCafé」での２度目のセルフバースレビュー。
「講座で言葉にしました。
涙が溢れましたが
ペアになった方が受け止めてくれました」
ご出産から３年、はじめてのセルフバースレビューから１年。
この間、Aさんの中に、どれほどの長く深い心の道のりがあったことでしょうか。
簡単な言葉に聞こえるかもしれませんが、
ほんとうにほんとうに重みのある言葉だと思います。
実は今、書いていても、この言葉の重みをかみしめるだけで、
ほんとうに胸が熱くなります。
そう。
あなたの妊娠・お産は１回１回が、
あなた自身やあなたのパートナーの想像以上に、
人生に深い影響を与えてきます。
人生の通過点とか、人生の一大イベントどころの話ではありません。
妊娠・出産・流産…。
どんな形でも、すべてのお産にかかわる記憶は、
あなたが意識していなくても、
あなたの心の深い大事なところに置かれるのです。
だからこそ、「産後」は大事
Aさん、末筆ながら貴重なご経験を共有することを許してくださって、
ほんとうにありがとうございました。
わたしも、わたしのやっていることを
芯から肯定していただいたような深い勇気をいただきました。
心に響いた方は、ぜひパートナーとご一緒に１３日（日）の
「すべては産後次第⁉夫婦と育児の大事なヒミツ～最新科学で子育てもラクに～」へお申し込みください。
お産がどのように人生や育児に影響を与えるのか？
どのように産後が大事なのか？
どうしたら育児がラクなるのか？
お産をきっかけに夫婦の絆をより深めるには？
諸々、疑問が融解します。
育児の講座は数あれど、内容は全国でもここだけしか聞けません！
以下は事業の概要（徳島県はぐくみネットから）
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概 要
第１回 日 時 平成２８年１１月１３日（日）
テーマ 『すべては産後次第!? 夫婦と育児の大事なヒミツ』
～最新科学で子育てもラクに～
講 師 科学ジャーナリスト なかむらあけみ
第２回 日 時 平成２８年１２月１１日（日）
テーマ 『赤ちゃんは何でも知っている!?』
～胎児・乳児の心を育む子育て～
講 師 鳴門教育大学大学院幼児発達支援コース 准教授 木村直子
第３回 日 時 平成２９年１月２２日（日）
テーマ 『赤ちゃんがやってきた!』
～妊娠，出産，子育て，夫婦で取り組む大作戦！～
講 師 大阪教育大学教育学部准教授
ＮＰＯ法人ファザーリング・ジャパン理事・顧問 小崎恭弘
兵庫県西宮市保育所副所長 小崎睦美
場 所 ときわプラザ（徳島県男女共同参画交流センター）研修室１・２
（徳島市山城町東浜傍示１ アスティとくしま内）
時 間 セミナー １０時～１２時
ランチ交流会 １２時～１３時（希望者のみ）
参加費 無 料（ランチ交流会は実費負担有）
対 象 ０歳児，１歳児を子育て中の夫婦
妊活中・妊娠中の夫婦，婚約中のカップル
定 員 ２０組（意識調査のためのアンケートに協力できる夫婦）
（３回とも参加可能な夫婦優先）
申込み・問い合せ ＮＰＯ法人子育て支援ネットワークとくしま
電 話 ０８８－６７８－５２００
ＦＡＸ ０８８－６２６－５４５４
メール info＠knet-tokushima.jp
