寝かしつけ 抱っこ紐の注意点 知らないと親が泣くはめに!

赤ちゃんの寝かしつけ方法は

赤ちゃんを家に迎えた最初の日、あなたは、どんなふうに寝かしつけましたか?
きっと「抱っこ」で寝かしつけたのではないでしょうか。
赤ちゃんを抱っこで寝かしつけていくと、だんだん腕も疲れてきます。
寝かしつけもできる「抱っこ紐」が欲しくなりますね。

生後1ヶ月ぐらいまでは「当たり前の習慣」として
抱っこを続けながら寝かしつけをしている親御さんが多いでしょう。

ところが、「抱っこ紐での寝かしつけ」は、
生後1か月2か月を過ぎたあたりから
急に親の方が抱っこでの寝かしつけが苦しくなって、
親御さんがノイローゼに近い状態になるご家庭があります。

それは…「抱っこ紐からおろすと、赤ちゃんがギャン泣きする」ようになるからです。
「抱っこ紐での寝かしつけ」を毎日の習慣にすると、
赤ちゃんの「自分で眠る力」を奪ってしまうことにもなりかねません。
実は、寝かしつけって抱っこ以外でやると、ものすごくラクなんです!
抱っこ紐、抱っこと眠る力の関係を知って、「赤ちゃんの自分で眠る力」を引き出してあげませんか?

 

寝かしつけ 抱っこ紐の注意点 知らないと親が泣くはめに!

赤ちゃん魔法の寝かしつけ「トントン」効果的なやり方

<目次>
抱っこと赤ちゃんの関係
・赤ちゃんにとって抱っこは大切。
・だけど…

抱っこ紐で寝かしつけは長期的に考えると辛い
 ・24時間連続の抱っこを続けるのは、だれでも無理。
・赤ちゃんが「眠りの環境=抱っこ」と認識した場合に予測される生活

赤ちゃん寝かしつけ 抱っこ紐 いつまで?
・赤ちゃん 生後すぐは抱っこでも大丈夫
・ワンオペ育児の人は抱っこ紐の寝かしつけは早めに卒業を
・抱っこ紐 寝かしつけ卒業の一歩は、ベビーカー?
まとめ

抱っこと赤ちゃんの関係

赤ちゃんにとって抱っこは大切だけど…

赤ちゃんは抱っこが大好きです。

お腹の中にいる時はお腹の揺れるリズムで赤ちゃんも心地よく揺れていました。

子宮の中と同じように学校そのものも揺れて暖かさを感じることができますから
赤ちゃんにとってはお母さんお父さんの抱っこは理想の環境になります。

安心感は、愛情ホルモン「オキシトシン」を分泌させて、赤ちゃんの心と体を安定させます。
「オキシトシン」は赤ちゃんの成長にとって必要不可欠な化学物質です。
ですから、ずっと抱っこしておく事は、
あなた自身の愛情を、赤ちゃんに示すことになるかもしれません。

「寝かしつけ=抱っこ」という認識は、背中スイッチに

ただし、ここで気をつけなければならないことがあります。
寝かしつけを抱っこしたままやっていると、
赤ちゃんは、
「寝ている間もずっと自分は、抱っこされているのが当たり前」と認識してしまうことがあります。

この認識がついてしまった赤ちゃんは、抱っこからおろすと起きて泣いてしまうのです。
いわゆる「背中スイッチ」の発動ですね。
もしあなたが、「24時間ずっと赤ちゃんを抱っこし続ける」ことが楽しくてたまらないというならば、抱っこでの寝かしつけも楽しい幸せな時間になるでしょう。
でも、現代の育児はワンオペのお母さんが多い。
ワンオペで抱っこを24時間続け、何週間も…。

抱っこ紐で寝かしつけは長期的に考えると辛い

24時間連続の抱っこを続けるのは、悲しいけど無理。

筆者のところには
「抱っこでしか、赤ちゃんが寝てくれなくて…。
いつか赤ちゃんを投げてしまいそう」という声も寄せられたことがありました。
しかもその声は、一件だけではありません。

だから、本サイトは、寝かしつけの特集記事をいくつもアップしています。
「赤ちゃんの眠り」は、親子の幸せを左右するものだからです。

赤ちゃんが「眠りの環境=抱っこ」と認識した場合に予測される生活

赤ちゃんが抱っこが当たり前になってしまうと…どんな状況が予測されるでしょうか?

・トイレに行く間も、赤ちゃんを抱っこ
・顔を洗う間も、抱っこ
・ご飯をゆっくり食べることもできません
・ご飯を作ることももちろんできません
・洗濯物も干せません
以下略

つまり、一瞬も自分の時間がとれず、
それが何日も何週間も続く…ということになりかねないのです。

赤ちゃん寝かしつけ 抱っこ紐 いつまで?

赤ちゃん 生後すぐは抱っこでも大丈夫

もちろん、生後数週間の間は抱っこでの寝かしつけも大丈夫でしょう。
親自身も赤ちゃんのいる生活に慣れるのに必死ですから。
ただ、親御さんが慣れてきた頃には、
ぜひ抱っこ紐や抱っこによる寝かしつけから卒業することをお勧めします。

生後すぐに寝かしつけ方法を変えると、
寝かしけ方法の変更にも赤ちゃんも順応しやすくなります。

ただ、何ヶ月も何ヶ月も同じパターンで寝かしつけていると、
赤ちゃん自身もその状態に慣れてしまいます。
新しい習慣を組み入れるのには、少し手間がかかるようになってきます。
とはいっても数日から数週間以内には、環境の変化に対応でき、
自分で眠る力を発揮できるようになるとは思います。
(ただ、赤ちゃんの健康や住環境などにも影響されるでしょうから、一概には言えません)。

ワンオペ育児の人は抱っこ紐の寝かしつけは早めに卒業を

新生児のころは、ほんの3キロ前後だった赤ちゃんは、
生後2~3か月には4キロ5キロとどんどん重くなっていきます。
あなたの腕の筋力も鍛えられていくとは思いますが、
ずっとふにゃふにゃした赤ちゃんを抱っこし続けるのは、
かなり肉体的にも精神的にもハードなお仕事になります。

筆者は、赤ちゃんの眠りが安定しなかったためにノイローゼになりかけた経験もあります。
そしてリアルにノイローゼになりかけのお母さんたちから相談を受けたこともあります。
だから、あなたが同じ目に合わないよう、ぜひ、強くお伝えしたいのです。

ワンオペ育児が想定されている中で
抱っこ紐で寝かしつけを考える場合は、
ほんの生後数週間にしておいた方がいい、と。

できたら2~3か月には卒業しておいた方が、のちのちが楽です。

抱っこ紐 寝かしつけ卒業の一歩は、ベビーカー?

お母さんの手から下ろしてしまうと「ギャン泣きして、もう親がノイローゼ」という場合は、
ベビーカーで寝かしつけてみることをおすすめします。
抱っこ以外の眠り方、抱っこ以外の心地よい揺れがあるのだと言うことを
赤ちゃんに認識させてあげるのが目的です。
一回、ベビーカーで眠れるようになると、
次第にベッドに寝てトントンで寝るようになってくれる可能性が高まるのではないでしょうか。
ただし、ベビーカーの安全性にはくれぐれもお気を付けくださいね。
安全と安眠のためにも
ベビーカーで熟睡してしまう前に、ベッドにつれて行ってあげてくださいね。

ただ、それ以前に、寝室の明かりや日課など眠りの環境を整えておくことが重要です。
眠る環境については、関連記事をご一読ください。

まとめ

抱っこによる寝かしつけ、新生児のころは苦にならなくても、
赤ちゃんが「眠る=抱っこ」と認識してしまうと、
24時間ずっと抱っこという事態になりかねないということがお分かりいただけたでしょうか?

ぜひ、親御さんの心身の安定のために、抱っこ紐の寝かしつけ以外をお勧めします。
最強の寝かしつけ方法は、「トントン」なんです!

抱っこ以外での寝かしつけについては関連記事をご一読ください。

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