親がオキシトシンを知るってやっぱり大事 (フォーラム報告)

子どもがかわいくないって思ってるあなたは、

もしかしたら

愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌量が

少なめなのかもしれません。

逆に、子どもがいる・いないにかかわらず、

周りの子どもがかわいいと思えて仕方ないあなたは、

かなりたくさん分泌しているでしょう。

そう。

つまり、「子どもがかわいい」と思えるかどうかの鍵は、オキシトシン。

「無償の愛」って、勝手に生まれるものじゃないんです。

ホルモン「オキシトシン」の過多でたいてい決まります。

 

あなたもこのシンプル育児研究所の情報で、

 「自分自身で

 オキシトシンを利用して

 自らの心と体を育てていきませんか?」

 なかむらの「シンプル育児」の哲学は、

 オキシトシンに振り回されず、

「オキシトシン分泌をコントロールする」=「母性・父性をよりよくコントロールする」ということ。

 

この視点でオキシトシンを語っているのは、たぶん今のところ私くらいのようです。

ただし、5年先10年先には、この考え方が日本だけじゃなくて世界でもスタンダードになっていると思います。

だってそれが時代の求めるものだから。(と妙な確信がある)

なんでこんなことを書くかっていうと、

さて先月、「オキシトシン・フォーラム」(@東京 BBF財団主催)で感じたことが背景にあります。

たぶん国内初開催ではないかと思われる「オキシトシン」に特化した研究会。

目玉はなんといっても

オキシトシン研究で著名な高橋徳さん(ウィスコンシン大教授/内分泌学)の講演です。

著作「子供の『脳』は肌にある」「幸せな脳は抱っこで育つ」等で有名な

山口創さん(桜美林大学教授/身体心理学)のお話もかなり興味ありました。

そして「胎内記憶」で有名な産婦人科医の池川明さんもいらっしゃいました。

 

今回の取材の一番の目的は「オキシトシン」をキーワードにして集まる方々が、

どのようなことを考え、行動しているかというのを知ることでした。

新生児医療に取り入れたいという新生児科医の方もいらっしゃいました。

産後うつの解決に取り入れたいという産婦人科医の方もいらっしゃいました。

何よりの収穫は、こうした方々と直接お話しして、意見交換できたことです。

そして、高橋さん、池川さんたちいずれの方々も

なかむらと長男の「オキシトシンで変わった親子関係」の話に興味を持ってくださいました!

(ちなみに、池川さんは「お母さんたちに配りますね」と

10枚ほどシンプル育児研究所のチラシを持って帰ってくださいました。

「前世の記憶については疑問ありますが…」という会場での私の発言にもかかわらず…

お心の広い方です!)。

 

で、確認できたこと。

なかむらがいつも口を酸っぱくして言っているような

「親子の関係を改善するために、

 親自らが主体的にオキシトシンをコントロールすること」といったお話はうかがえませんでした。

オキシトシンを語る方々は、

医師や助産師、研究者という「支援者」の立場の方が多いからかもしれません。

 

でも。子育てをする主体は、親。

「親子の関係を改善するために、

親自らが主体的にオキシトシンをコントロールすること」

どうしても、ここの立場から、私は離れられません。

というわけで、

やっぱり私の考えはオリジナルだわ!という思いを勝手に強くした次第であります(笑)

なかむらは、これからも、母と言う「当事者」と、ジャーナリストの目で、

オキシトシンに関する情報を発信していきます。

(オキシトシンのおかげで、今まで超低かった自己肯定感アップ中…↑)

 

さてさて、9月以降は、徳島市、西宮市でお会いできるかと思います。

9月・10月・11月の水曜日、

月1回ずつ徳島市シビックセンターで講座をさせていただきます。

阪神間の皆さまは、

10月27日(木)10時~は、西宮市男女共同参画センター「ウェーブ」でお会いできると思います!!!

 

 

LINEで送る
Pocket