産後の夫婦が、正面から向き合う勇気

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明日からゴールデンウィークの後半が始まりますね。

どうやら雨。

毎日、育児に仕事にあわただしいけれど、

後半は前半以上に、ゆっくりゆったり一日過ごしませんか?

長期のお休み、

ご夫婦で、ゆったりおふたりの関係に向き合える貴重な時間でもあります。

「でも、向き合うのが怖い…」だなんて心の声も聞こえてきます。

そう、怖い。

本音を見せ合うのは、怖いです。

夫婦だからこそ、本音で向き合うのは怖い

さてさて、4月から始まった「幸せ夫婦のための3か月レッスン」。

2組の産後のご夫婦がご参加くださっています。

この講座、すでにご夫婦そろって来られた時点ですごい第一歩なんです。

「夫婦講座、行きたいです」

「夫に聞いてほしい…!」

方々から気持ちはうかがっておりましたが、パートナーと気持ちを「講座」に向けてそろえるのは、正直、労力が必要です。

パートナーのどちらかが参加したくても、「参加」へ至らなかったご夫婦がたくさんあります。

そうなんです。

参加の申し込み自体が、すでに「産後」を乗り越えるための大きな、大きなワンステップ。

産後の夫婦関係、実は夫の愛が一方通行。

その「大きな一歩」を踏み出して来られたのは、ほんとうに素敵なご夫婦2組でした。

大規模調査の研究結果「産後は夫の愛が一方通行」という内容に、「うんうん」と深く頷く男性二人。

女性の方は「産後の心身のしんどさ」の解説でうんうんと深く頷いておられます。

産後の夫婦関係に変化の兆し?

「そういえば、目線を合わせるのって、何年ぶりだろう…」とつぶやくBさん妻。

Bさん夫は「こちらは、いっつも目線を合わせているのに、そらされてばかりで」。

「うちも、なかなか目線を合わせてくれないんですよ」というAさん夫。

Aさん妻も照れくさそうにしています。

そうなんですね。産後、女性は夫に次第に目線を合わせなくなります。

それもまた「夫婦の気持ちが離れる」方向へ進む要因。

そこに男性は寂しさを感じていくようです。

なかむら自身も、夫の眼を直接見ながら話すのがしんどい時期がありました。

「なんで、夫は、私のこの苦しさを分かってくれないんだろう…!なんでわたしばっかり!」と怒りでいっぱい。

一方の夫もまた、苦しい気持ちを抱えて日々を過ごしていたと思います。

冷静に科学的にお互いの状態を理解すると、「相手が悪いわけではない」「ではどうしたら、お互いの立場を理解できるだろうか?」と落ち着いて考えられるようになります。

そこに至るまでが本当につらい日々でもありました。

でも。

わたしたち夫婦はいったん「産後クライシスは夫、妻、互いのせいではない」と知ってしまいました。

結論としては簡単なことだけど、ここに至るまでにはたくさんのしんどい思いもしました。

でも、その結論に至るまでの科学的な知識と、そこからの再スタートの方法をたくさんの人にシェアしたいというのが夫婦の共通の思いです。

一組でも多くの家庭に、ラクに産後を乗り越えてほしいと心から願っています。

「自分も、相手を責めない」共通理解から始める一歩

「お互いのせいではない」ということを理解し合った後は、

頭では分かっているけれど、家ではなかなかできないエクササイズを、なかむらの講座では進めていきます。

そのエクササイズを通じて、どんどんご夫婦の距離は近づいていきます。

ただ見つめ合うって、簡単なことではありません。

さてさて、どんな風に、ご夫婦の気持ちは近づいたのか?

後半へ続きます。

 

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