「あなたは存在してるだけで、いいお母さんです」

■育児でイライラしているあなたへ■

今日も育児、おつかれさまです。

「仕事と子育て、どっちも中途半端…」

「子育てだけの人生、私の生きる意味って…」

「イライラして今日も子どもに怒鳴っちゃった。母親失格…」

毎日毎日、

たくさんのことを悩み続けてると思います。

「いいお母さんになりたいけど、なれない」って。

 

わたしもそう。

昨日も、とある祭りに子どもと出かけ、

疲れがピークに達し、

子どもを無駄に叱って、

周りに「スミマセン、スミマセン」と謝り続け

「母親失格だ…」と情けなくって落ち込んでるところです。

ヒーッ!あー!いいお母さんじゃない!って。

わたしも一緒!あなたの仲間!

 

 

でもね、でもね。

違うんですよ。

だいじょうぶ。

あなたも、

わたしも、

母親失格なんかじゃないから。

毎日、悩んで、

頭を掻きむしってるけれど、

わたしは知っちゃってるんです。

「いいお母さん」の真実に。

 

お母さんは、

存在してるだけで、

それだけで、もう

いいお母さんなんです。

 

■いい母でも、わるい母でも、あなたが好き■

「いい子でも、わるい子でも、どっちも次男くんだから。

ママは、どっちも好きだよ」。

そんなことを「どうせ僕は悪い子だから」とごねる次男に話したとき、

彼は頷いて、声を殺して泣きました。

 

私も、涙がこみ上げてきました。

その時、ふと思い立って聞いてみたんです。
「もしかして、次男君も、
いいママでも、怒りんぼのママでも、どっちも好き?」
いや、ほんと、わたし、怒りんぼの時、

ヤクザになりますから。

巻き舌使いこなせるくらいヤクザですから。

そんな私でも、息子はこう言うんです。
「うん。どっちも好き。どっちも、ママだから」。
その言葉にまた泣きました(笑)

 

たぶん、あなたのお子さんも、同じことを思っているはず。

あなたが、ニコニコのお母さんでも、

超ヤクザなお母さんでも、

子どもにとっては、

どちらも「大好きな人」という存在であることに違いない。

愛ですよね。ほんと。

子どもの方が愛が深いって思っちゃいます。

■あなたも、存在しているだけでいい■

だから

きっとあなたのお子さんもそう。

あなたは、存在しているだけで、もういいお母さんなんです。

もう大丈夫なんです。

イライラしていてもだいじょうぶ。

悩んでもだいじょうぶ。

もしも今、あなたが

子どものことで

一生懸命悩んでいるなら、さらにいいお母さんです。

■お母さんの至上命題は「自己肯定」■

なかむらは、思います。

いいお母さんであるためには、

「わたしは、存在しているだけで、価値がある」と

あなたが感じなければならない。

だから、

わたしは育児と科学がタイトルの講演・ワークショップでも、

参加してくださった方の自己肯定感を高めるような仕掛けを

必ず入れるようにしています。

なぜなら、お母さんの自己肯定感は、

育児のしんどさ・ラクさに直結するから。

あなたの自己肯定感が高まるのと正比例して

あなたのお子さんも、

「自分は存在しているだけで、価値がある」

と思えるようになります。

すると、あなたのお子さんは、どんな英才教育をするよりも、

のびのび育って、天性の才能を開花できるようになります。

だから、繰り返し言います。
あなたは、存在しているだけでだいじょうぶ!
さぁ、今日も、わたしと一緒に悩みましょう!(笑)

 

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