子連れで、本場の阿波踊りを最大限に楽しむ方法 2018

子連れでも、阿波踊りを楽しみたい。

シンプル育児主催のなかむらの地元は徳島。阿波踊りの本場。

でも、子連れで阿波踊りを楽しむコツ、あまり知られていないようです。

開催されるのは夜が中心。

夜中なのに、明るくて人が多くて賑やか!小さな子たちにはかなり過酷な環境です。

子どもも一緒に楽しむにはいろいろと気をつけないと号泣されて辛い思い出になってしまうことも。

でも、子どもの体調や生活時間を大事にしながら鑑賞するツボを踏んでおけば、親子とも笑顔で阿波踊りを満喫できますよ。

地元民ならではの「子どもも大人も楽しめる」秘訣・穴場をお伝えしますね。

  1. 車移動は午後3時までには終えておこう。
  2. 昼間は冷房の効いた「アスティとくしま」「あわぎんホール」でゆっくり鑑賞
  3. 夜の鑑賞。桟敷席を避けるなら、「踊りロード」の東新町は穴場
  4. ベビーカーはやめておこう
  5. 持っていくと安心 お勧め準備品
  6. 桟敷がいっぱいでも楽しめる方法はたくさん。輪踊りで一緒に「踊る阿呆」になろう
  7. 家族旅行の場合は、夜の桟敷席。寝かしつけ後に夫婦で交代で見に行こう。

阿波踊り 車移動は遅くとも午後3時までには終えておこう

阿波踊りが開催されるのは、基本的に徳島駅から徒歩10圏内です。

歩ける範囲なので、鑑賞しやすいですね。

しかし、夕方以降は人ごみでごった返して大変です。

駅周辺の駐車場はとっても混む上に、午後3時ごろには満車に。

民間運営のコインパーキングは「阿波踊り料金」となって高い駐車料金を支払うことになります。

しかも阿波踊り時間中は交通規制があるので、帰り道のことを考えると会場のすぐそばに駐車を狙うのはあまりお勧めできません。

お昼前後に駐車しておくなら、ねらい目は会場から歩いて5分くらいの場所にあるコインパーキングです。

通常通りの値段で、しかも停めやすいのが魅力。

また、県外の方の穴場は、会場まで5分ほど歩く徳島県庁。

210台の来庁車用駐車場を「普通自動車以下の県外ナンバー車両」に無料開放しています。

12日(日)は午前10時から開放です。開場時間を狙っていけば楽に停められるのではないでしょうか。

ただ13日以降は午後6時から開放なので、阿波踊り期間中は周辺の道が混んでいてとても不便です

夕方以降は吉野川河川敷に止めた方が無難です。

100円でシャトルバスがでているので、こちらが確実でしょう。

子連れで阿波踊り。まず昼間は冷房の効いたホールで座って有名連の阿波踊りを「鑑賞」

(☝あわぎんホールで鑑賞中の当時10か月だった末っ子。舞台にくぎ付けです)

阿波踊りのメインイベントは、夕方から夜中にわたって市内中心部の「桟敷」を中心に繰り広げられます。

ですが、夕方から夜にかけての鑑賞は、人混みの中で夜間。おまけに暑いしまぶしい…ということで、乳幼児にはかなり過酷な環境になります。

号泣されたり、熱中症の心配もあっては、親の方も、ゆっくり阿波踊りの魅力を鑑賞する余裕もなくなってしまいます。

子連れ観光客に便利なのは、徳島駅徒歩5分「あわぎんホール」での「選抜阿波踊り」(下記写真参考)。

70分間、有名連が見事な踊りを見せてくれます。

通常のコンサートと違い、途中入退場もそれなりにあります。

だから赤ちゃん連れも多いし、多少泣いても安心です。

トイレにはおむつ替えスペースもありますよ。

また、駅から徒歩10分程度の「阿波踊り会館」でも小規模ですが「毎日踊る阿波踊り」として有料鑑賞できます。そして舞台で一緒に踊ることもできますよ。

車で移動できる方は、徳島駅から南へ車で10分ほどの場所にある「アスティとくしま」でも選抜阿波踊りを楽しめます。

ちなみに、アスティとくしま近隣の「ふれあい健康館」でも、無料で有名連の踊りを間近で楽しむことができますよ。

いずれも阿波踊りの公式HPでチェックして見てくださいね。

日中は「イオンモール徳島」(徳島駅から南東方面に車で20分)や「ゆめタウン」(徳島駅から北西方面に車で15分)などのショッピングモールでも有名連が間近で楽しめます。もちろん無料です(イオンモール徳島の立体駐車場は夕方の出庫は混むので午後6時からの桟敷席を予約している人は注意!)。

☝ゆめタウン徳島での阿波踊りの様子

夕方からの阿波踊り本番。子連れには、ベビーカーよりも抱っこひもがお勧め。熱中症対策グッズは必須

阿波踊り期間中は、たいへんな人混みです。

昼間はまだそれほど混雑していませんが、夕方以降、ベビーカーで歩いていると、赤ちゃんも危険です。

抱っこひもでしっかり抱っこして歩いてあげて下さいね。

ただ夕方からは比較的涼しくなるとは言え、抱っこひもで抱っこしっぱなしの状態で歩いていると、親子とも暑くなりますよね。

熱中症の危険もあります。

下記のような暑さをしのぐものを装備しておきましょう。

  • うちわや移動式ファンなど、風を送ることができるもの
  • 冷却シートや保冷剤など、赤ちゃんの熱を下げられるもの
  • 赤ちゃん向けイオン飲料など脱水症状を防ぐもの
  • 抱っこで眠ってしまったとき、抱っこひものねんね用カバー(桟敷席などナイター用の光が赤ちゃんの眠りを妨げるため)
  • ミネラルウォーターをミスト用ボトルにいれたもの。暑いとき、顔や首元などに吹き付けてあげると涼しさが増します

夜間の子連れ阿波踊り観光は、夕方からは「東新町」がお勧め。

いよいよ夜となってくると、町の雰囲気がどんどん変わってきます。

浴衣に着替えた踊り手が演舞場周辺へ続々と集まってきます。

あちこちから「ぞめき」と呼ばれる阿波踊りのリズムが聞こえ、熱気も高まる時間。

とはいえ、桟敷席は、夜中でもライトが明るく、暑い。うちわやアイスノン等は必須です。

トイレにいくのもやっとのことなので、子連れには少々過酷かもしれません。

「子連れでも夜の阿波踊りをゆったり楽しみたい」という親子は、ぜひ演舞場から少しだけ離れて「東新町」へ。

アーケードのある古い商店街ですが、比較的人もまばら。

だけど、ここは、演舞場から演舞場への躍り手たちの通り道なのです。

「踊り子ロード」とも呼ばれています。

踊りながら移動する有名連を間近で楽しむこともできます。

アーケード内では、阿波踊りむけに子育て支援団体が特別に、夜間に施設を開放しています。

子育て支援ネットワークとくしま 「すきっぷ」

冷房の効いた、木のおもちゃのたくさんある広いお部屋で、ゆっくり休憩できますよ。

おむつ替えも、授乳もできるので、子連れには本当に嬉しい夜間開放です。

12日は午後5時から踊りの上手な地元大学連が子どもたちのために躍り込んできてくれるそうです。

阿波踊り 子どもも嬉しい 安心のかき氷

☝写真はイメージなので実際に提供されるものとは違います

さきほどのすきっぷ、2018年は、小さい子も食べきれるサイズの100円かき氷も出しているそうです。

これは嬉しい!

そして、子どもに与えるのは、人口甘味料や人工着色料のないシロップだとよりいっそう安心です。

こだわりの地元産食材が自慢の「片寄食料品店」の「無添加かき氷」。

これなら、子どもに安心して食べさせられます。本物の味で美味しい!

2018年は新町川公園の新町川ボードウォーク上、「新町川ブリューワリー」の川沿いで屋台をやっていますよ。

初めてでもOK!観光客もその場で一緒に踊れる「輪踊り」で親子で「踊る阿呆」になろう

せっかくお金を払っても桟敷席で赤ちゃんや子どもがゆっくり座っていられないとつらいです。

有料桟敷で鑑賞するのも楽しいのですが、路地で「踊る阿呆」になって親子で楽しむ方法もあります。

桟敷に躍り込む順番待ちなどをしている連が、町にあふれています。

その順番待ちの時間に、踊り手たちは、待ちきれずにその辺で踊ることもしばしば。

そういった「踊りの輪」に観光客も飛び入りすることもできるのです。

「同じあほなら踊らにゃソンソン」なのです。

観覧スポット周辺を歩いているときっと「輪踊り」に突き当たるでしょう。

先ほどの「東新町」でも一緒に踊りを楽しめることと思います。

阿波踊りは深夜まで続く。子どもを寝かしつけた後に夫婦で交代で見に行こう。

そして阿波踊りは夜9時以降も続きます…。

赤ちゃんがいてはゆっくりと鑑賞できませんよね。抱っこひもで抱っこし続けるのも限界があります。

できれば早めにホテルに戻り、普段の寝かしつけに近い時間に赤ちゃんを寝かせてあげましょう。

演舞場近くに宿泊していれば、とても便利!

夫婦で30分や1時間交代で、一方が阿波踊りへ繰り出し、一方が留守番といったこともできます。

ひとりで街を流し歩くのもたのしいですよ。

駅周辺のホテルはこちら。

 

あなたの阿波踊り観光が、楽しいものになりますように…!

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