貨幣経済から自由になること<エッセイ掲載のお知らせ>

独身時代は、
時間も全くなかったけれど、
それなりに高いお給料をいただいていました。
 
都会じゃ、お金さえ払えば、好きに好きなサービスを受けられる。
煩わしい人間関係もいらないってのがいい。
なので、
「お金ってとってもラク~」と思っていました。

 

でも。
 
不思議と、
子どもを介在して
地域の一員として生活するようになって、
「ラク~」だったお金による関係が、
どんどん苦しくなってきました。
色々な人に頼らなきゃ生きていけなくなった時、
色々な人を支えていきたいなと思った時、
間にお金が介在するのが、
ものすごく不自然なことに感じるようになってきたんです。
 
なぜ?
 
田舎育ちの性?????
 
原因不明のまま、徳島に戻って、
かなり精神的にラクになりました。
人とのつながりで
困ったときには、ともに助け合えること。
(子どもを預け合ったり、お迎え代行したり、してもらったり、お泊り受け入れたり受け入れてもらったり…)
子どもが、当たり前に、
自由に伸び伸び遊べる自然が身近にあること。
今、私の周りで、こうしたことは、お金がほとんど介在していません。
それだけで、
ものすごく自由を感じています。
 
本日、
毎日新聞徳島版
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