年末ですね。
大掃除に
帰省準備に
おせちづくりに
年賀状に
お歳暮に
あ、お正月飾りも…!
いろいろ忙しくて気ぜわしい日々ですよね。
あー、いそがし!
あれも!これも!
でもね。
ちょっと待ってください。
ちょっと、頑張りすぎてませんか?
ちょっと、しんどくないですか?
もうね。
この1年、ほんとにあなたはギリギリのところで
頑張ってきたんです。
ちょっと、緩めましょうよ。
「お母さんとして、こうあらねばならない」
「よい妻として、こうあらねばならない」
そんなこと、思ってないから!って声も聞こえてきそうだけど、
ほんとに?
ほんとに?
たぶん、今、「忙しいわ!」ってループにはまっている
真面目なあなたは、少なからず「母/妻こうあらねば病」にかかってるかもしれませんよ。
母親が、年末年始にするべき3つのこと
ちょっとね、立ち止まって今から必ず3つのことをしてくださいね。
① 「今年も、わたし、
ほんとうにギリギリのところで、
がんばってきた!
マジ、おつかれ!わたし!」
と自分を労う。
「まだまだ頑張ってない」って思うかもしれないけど、
いいえ。違います。
あなたは、
もうこれ以上はないってくらい頑張ってきたんですよ。
褒めてあげてください。
② 「わたし、今まで、よく生きてきた!
マジ、奇跡!
この1年も頑張った、わたし!」
と自分を労う。
生まれてから今まで、
そして今年1年間も、無事に命があったんです。
頑張って頑張って
色んなことを乗り越えて、
今年も1年を生きてきたんです。
それは、すごいことです。
「生まれてきてくれて、ありがとう」と
自分のためにも言ってください。
③ 「うちの子も、よく私と一緒にいてくれた!
生まれてきてくれてありがとう!」
と何度もギューをする。
できるだけ長い間。
大掃除なんかより、
こっちが大事ですから
正直ぶっちゃけるとね、
あなたがギリギリで頑張ってきた分だけ、
あなたのお子さんもギリギリでしたよ。
あなたはうっすら気づいていたかもしれないけれど、
お子さんもこの1年、
必死でがんばってきた。
「1年間、頑張ったね。いつも頑張ってるね」
「生まれてきてくれて、ありがとう」
そう言って、ギューっとしてあげてくださいね。
すべての母親にとって年中行事よりも、大事なこと
もちろんね、「年末年始の季節のことを、子どもに教える」も、大事かもしれません。
でも、あなたの子どもにとって一番大事で、一番必要なことは、それでしょうか?
いいえ。
子どもにとって一番大事なことは、
お母さんがゆったりして楽しそうであること。
お母さんと目を合わせたり、抱きしめられたりすることです。
それが、一番、子育てで重要なことです。
年末の締めくくりに、どうしてもあなたにこのことを伝えたくて。
ここに至るまでの科学的根拠となるたくさんの研究データについては
また機会があれば、ブログでもお伝えしていきますね。
今日は科学ネタを書こうと思ったけど、
ややっこしいことよりも、
とりあえず、目の前のお子さんと5分でも10分でも、
ゆっくり過ごしましょう。
ギリギリでやってきたお母さんのあなた、おつかれさまでした!
この1年、ギリギリのところまで頑張りすぎてきたあなたへ。
どうか、年始だけじゃなくて、この年末の今も、
立ち止まって「いちばん大事なこと」を見つめて見てくださいね。
というわけで、29日は一日、
夫がしめ飾りを飾ったくらいで
親子での~んびりと何もせず、笑顔で過ごしたなかむら家でした。
みなさんも、
子どもと見つめ合って
触りあって、
あたたかい布団でぐっすり眠って
良いお年をお迎えくださいね。
なかむらの”3Step育児レシピ”の
「①みつめる・さわる」
「②ねる・たべる」ですよ。
たべる…は年末年始ですから、まぁ、食べますよね(笑)
◆◆◆科学ジャーナリストなかむらあけみとは?(元全国紙記者、4児の母)
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