子育て中の「減災」。「もしも」は必ずやってくる。

この夏は、広く全国が多くの天災にさらされましたね。
みなさんは、大丈夫でしたか?

徳島にいる私も、この夏は、神経を張り詰めていました。
35度を超える猛暑。長男次男の通う小学校にはクーラーなし!室温36度の中で授業していたんです…。驚愕。
そして、9月の24年ぶりの強烈な台風21号は、これまで経験しなかったくらい風雨がきつく、家の中でも異様な気圧の変化を感じました。

「もしも」は、決して「もしも」ではない。

「もしも」は、決して「もしも」ではない。

必ず、必ず、必ず「その時」は、やってくる。
この異常気象と、地震学者も想定外の北海道での大地震に、それを強く感じました。

テレビに「被災地」「被災者」としてうつっているのは、その日の前日までは日常を送っていらした方々。
「まさか自分が」と思っていらっしゃることでしょう。あなたやわたしも、全く他人事ではない。

減災に心掛けているつもりでも、必ずやってくる油断

そうなのです。この夏の天災で、最近、私自身がかなり油断していたことに気づきました。
「その時」をどう迎えるか。

考えていたはずなのに、都度の点検を怠っていました。

今、改めて、自分の「油断」を点検しなおしているところです。

災害用のガスボンベももう3年前に買ったきり。

ローリングストックしている有機野菜ジュースの箱ももう空に近い。

5年備蓄の水も段ボール5つあるけれど、半分は消費期限切れ…(驚)。

災害用の食料ストックも、最近、大食いになっている長男次男のことを考えると7日分には到底足りない…。

減災のために、大事なこと。毎日の家族の居場所確認

そして、居場所確認。

以前は、もし、何かあったとき「行方不明」で終わらないために、私が市外に出る時などは夫にメールで居場所を伝えていました。

夫も出張時はどこにいるか分かるよう、滞在先のホテルを連絡してもらっています。

が、それも忘れがちになっていました…。

(浮気防止じゃありませんよ・笑 例えば東京滞在中に関東地震が起きたら?

広い東京でどこを探せばいいか分かりません。

それが分かるように、ホテルを聞いておくのです)

家族は自分で守る「自助7割、共助2割、公助1割」

減災で良く言われるのが「自助7割、共助2割、公助1割」。
つまり自分で自分を助けるのが7割なのです。

「何かあれば外から物資が来るわ」

「公的機関が助けてくれるわ」と安易に思っていては「その時」に本当に困るということです。

毎日の暮らしがそのまま防災になるように、日々を送らなければらならないなと、強く感じています。

皆さんの防災には、「盲点」はありませんか?この機会に、一緒に点検してみましょう!

<子育てネットワーク西宮通信 2018.9月号「育児の歩き方」掲載>

LINEで送る
Pocket