ヒミツの出産 入院 準備 品②「 ガムテープ 」

その後の育児をラクにする出産準備品3選

  1. トッポンチーノ
  2. ガムテープ
  3. 封筒と便箋

さて2つ目の「 ガムテープ 」をご紹介しましょう。

■■目次■■

①すべては愛情ホルモンのため

②出産前後は薄暗さが大事

③テレビの主電源等は無駄な明かり!

④医療関係のスイッチや器具は絶対に見えるように!

⑤退院後の自宅も同様に

出産準備にガムテープ?

すべては愛情ホルモンのため

出産の入院にガムテープ???

何に使うのでしょう?想像してみてくださいね。

ヒントは、

産前産後に大事な大事な愛情ホルモン「オキシトシン」の性質です。

オキシトシンは

実は、明るいところよりも暗い所で分泌が進みやすいと言われています。

そして十分な眠りも、オキシトシン分泌には必要なのです。

なぜなら、オキシトシンは、別のホルモンの分泌によっても支えられています。

それは、睡眠中に出る「セロトニン」という幸福ホルモン。

だーかーら!

なかむらの「あなたの育児がラクになる! 3Step育児レシピ」には

①さわる・みつめる

②ねる・たべる③お産を振り返る

として「ねる」が含まれているんですね。

出産 前後は「薄暗さ」が大事

夜の病室ってどうでしょう?

いろんな電気が明るいですよね。

もちろん、夜、容体が急変したりした時などに

医師や看護師が対応するために必要な電気もあります。

けれど、無駄に明るいだけの電気もあります。

病室のテレビ主電源は、無駄な明かり

病室で、無駄で一番、意味のない明り…

それはベッド脇のテレビの主電源。

小さな小さな明かりだけれど、

確実に眠りを妨げます。

真っ暗な部屋の中に主電源レベルの小さな明かりがついているだけで

「眠りの質が20%落ちる」…というデータも。

ほかにも、

個室の方は、

部屋の洗面用スイッチのボタンなどにも貼ってもよいかもしれません。

そういった明かりにガムテープを小さく切ったものを貼っておくのです。

光は和らぎ、少しかもしれませんが、眠りの質は高まります。

しかし…これ↓だけは気をつけて!

病室の場合は、

ナースコールなど

病院関係の重要なボタンや器具は

必ず見えるようにしてください!

病院の明かりは必要なものもあります。

ナースコールが夜見えないと、非常に危険です。

そのほか、赤ちゃんやあなたの容体が急変したときに

医師や看護師が駆けつけても困らないよう

医療用のものには絶対に、

ガムテープを張らないでください!

それから、退院時には必ずはいでくださいね!

アイマスクも重宝するけれど…

もちろんアイマスクもOK。

ただし、赤ちゃんはアイマスクできません。

そして、明るい電気からの直接の明かりには慣れていませんよね。

やはり母子同室となる赤ちゃんのためにも、

無駄な小さな明かりはガムテープで和らげてみてはどうでしょうか?

産後、家での寝室の状態も同様に

出産入院の時だけでなく

退院後の寝室の状態も確認してくださいね。

見回してみて、無駄な明かりはありませんか?

隣の部屋の明かりが無駄に漏れて、

寝室は明るすぎやしませんか?

 

豆電球は眠りの質を妨げますから、

やめたほうがいいでしょう。

 

赤ちゃんの様子が心配なら、

ずっと電気をつけておくよりも、

様子を確認するたびごとに小さな明かりをつけてみてください。

 

あなたも、電気をつけっぱなしの部屋では眠れませんよね?

きっと赤ちゃんも暗い環境の方が落ち着いて眠ることができるでしょう。

<2017.2.2更新>

 

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連載2回目の「トッポンチーノ」説明はこちらへ↓

「 トッポンチーノ 」ヒミツの出産 入院 準備 品3選①

科学ジャーナリストなかむらあけみのプロフィール

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